紫陽花の季節に｜クリエ･スクール

　

こんにちは。カラー講師の橋本実千代です。

先日住友生命さんで、紫陽花のアーティフィシャルフラワー（生花にはない美しさを表現した造花）

を使ったフラワーフォトフレームづくりのイベントを開催させていただきました。

　

背景となるイギリスのウィリアム・モリスの図案と、フランスのトワル・ド・ジュイの歴史をご紹介し、

紙を選ぶところからスタート。

その雰囲気に合うフレームやお花の色を選び、楽しく作成していただきました。

　

紫陽花といえば青のイメージが強いと思いますが、これは火山の関係で多くの土壌が酸性であることと

紫陽花に含まれるアントシアニンという色素が関係しています。

酸性の土壌だと、水に溶けやすくなったアルミニウムを吸収し、アントシアニンと結合することで

青色になります。リトマス試験紙と逆の色になるのも面白いですよね。

　

こちらの写真は小学生のお嬢さんの作品です。お父様と一緒に楽しみながら作ってくれました。

アジサイの本格的な季節はもうそこまで来ていますね。本物のお花も楽しみたいと思います。